セレブの種
スパイク・リー監督の
「セレブの種」観ちゃったわ。
エリートサラリーマンが職を失い、金策のために
精子をレズビアンに提供するお話です。
映画を観る前に軽〜く腹ごしらえをするつもりが…欲望のままに吐く程食べてしまったダメな私。
そのせいなのかな、すごく満腹感があったわ。
いや、それだけじゃないっ!
やっぱり詰め込み過ぎよ!スパイク・リー!
精子売買、人種差別、
同性愛、
あといまいちインパクトのなかった内部告発者への処遇。
でもね、レズビアンというマイノリティーの視点はおもしろかった。
個人的には生殖ビジネスは否定しないけど、いろいろ考えさせられる映画よ。
だってこの映画では、レズビアンカップルに種付けした主人公、プラスそれぞれの子供と新しい形のファミリーをみせられたけど…
(そんな上手くいくわけないじゃんっ!て突っ込みたくなる強引なラストシーン)
「ノッティングヒルの恋人」のいきなりお腹が大きくなったジュリア・ロバーツとヒュー・グラントがベンチで寄り添っているびっくりするラストシーンといい勝負よ
ゲイ友の多い自分の境遇を振り替えってみると、決して他人事とは思えない内容でした。
だって、だんだん主人公のアンソニー・マッキーの顔が私に見えてきたもの。
あとはね、
顔のある精子と卵子が結合するシーンはかなり笑えるし、
エンディングテーマはおしゃれで心地良くて
お気に入り映画にランクインです!
もちろん、観た後のディスカッションのテーマは
「誰の優秀な精子をいくらで買いたい?」
でもね、世の中バカばっかりも困るけど 「優秀な人」だけもつまらないと思うんだけどな~。
私みたいな 「お間抜けさん」も必要でしょ?。・゜゜・(≧∀≦)・゜゜・。
関連記事