セレブの種

名幸あい

2006年10月10日 01:34

スパイク・リー監督の
「セレブの種」観ちゃったわ。

エリートサラリーマンが職を失い、金策のために
精子をレズビアンに提供するお話
です。

映画を観る前に軽〜く腹ごしらえをするつもりが…欲望のままに吐く程食べてしまったダメな私。

そのせいなのかな、すごく満腹感があったわ。

いや、それだけじゃないっ!

やっぱり詰め込み過ぎよ!スパイク・リー!
精子売買、人種差別同性愛あといまいちインパクトのなかった内部告発者への処遇。

でもね、レズビアンというマイノリティーの視点はおもしろかった。

個人的には生殖ビジネスは否定しないけど、いろいろ考えさせられる映画よ。

だってこの映画では、レズビアンカップルに種付けした主人公、プラスそれぞれの子供と新しい形のファミリーをみせられたけど…
(そんな上手くいくわけないじゃんっ!て突っ込みたくなる強引なラストシーン)


「ノッティングヒルの恋人」
いきなりお腹が大きくなったジュリア・ロバーツヒュー・グラントがベンチで寄り添っているびっくりするラストシーンといい勝負よ

ゲイ友の多い自分の境遇を振り替えってみると、決して他人事とは思えない内容でした。

だって、だんだん主人公のアンソニー・マッキーの顔が私に見えてきたもの。

あとはね顔のある精子と卵子が結合するシーンはかなり笑えるし、

エンディングテーマはおしゃれで心地良くて

お気に入り映画にランクインです!

もちろん、観た後のディスカッションのテーマは

「誰の優秀な精子をいくらで買いたい?」

でもね、世の中バカばっかりも困るけど 「優秀な人」だけもつまらないと思うんだけどな~。

私みたいな 「お間抜けさん」も必要でしょ?。・゜゜・(≧∀≦)・゜゜・。
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